倉敷美観地区ファサード改修工事の一軒
倉敷の美観地区近辺では商店街の
アーケード撤去して町並みをそろえようという市の
事業があります。(ありました。)

その為の撤去費やその改修費に補助金をいくらか
だしますのでいついつ迄に各自でやって下さいね
という事業。
お客様は倉敷金融様

工事は分離発注で、設計や申請は
設計事務所さん、左官工事はお客さん
お知り合いの左官屋さん
木工事は弊社、という感じで進めました。

弊社の工事では、お客様の分離発注という
のは良くあります。
全ての工事には責任がありますので、どこの建設
会社さんも普段自分が取引している業者さんで
施工したいと思っていますが、
お客様にもお付き合いというものもあります。

工事をすすめている中で
「親戚が電気屋してるんです」という感じになると
工事の内容を確認して工事を分けたりもします。
美観地区などには「景観法」という
外装などの制限がかかってきます。

各地の条例に示されているのですが、
簡単にいうと、自分の持ち物であっても
建てたり直したりする時、見た感じや使える色や
高さや材料など、自治体の許可が
いりますよって感じです。

マ○トちゃんハウスなどは絶対無理ですね。
その各地の制限に詳しいのは
その近辺を手がけている設計事務所さんで

町内会長さんの意向も理解されてますし
自治体の許可をとるものスムーズです。





こんな可愛い庇を組んだのは初めてですが

ちゃんと桁(ケタ)があり母屋(モヤ)があり
垂木(タルキ)もあります。

瓦も「菅井きん」ではなく「いぶし銀」の
日本瓦です。
杉板のヨロイ張り

和風の玄関外壁によく貼っていました。
倉敷美観地区ファサード改修工事

ちなみに

アケードを「ふわっさぁぁ」って取るから

ファサード改修工事ではないそうです。
倉敷金融株式会社様

http://www.sqr.or.jp/usr/existence/

昭和25年設立
岡山県内随一の歴史を持つ老舗です。
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